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映画のあらすじ紹介のあらすじ紹介:42 

私は通勤時によくラジオのポッドキャストを聞いています。

今朝聞いたのは映画評論家の町山智浩さんによる映画紹介プログラム(TBSラジオ「たまむすび」内)で、「近代」メジャーリーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画「42」という作品が紹介されていました。満員電車でこれを聞きながら不覚にも少し涙腺が緩んでしまいました。

この記事の最後に番組(放送試聴)へのリンクを貼っておきますが、あらすじは以下のとおりです。(私はこの映画を見ていないので、映画というよりも、町山さんの解説のあらすじ、です。)

第二次大戦後、ニグロ・リーグで活躍していた彼を当時のドジャース会長がメジャーにスカウトします。

入団後のジャッキーはチームメイトからも、敵チームからも、観客からも、審判からも敵対視され、相手ピッチャーからは頭を狙ったビーンボール(当時はヘルメット着用ではなく、デッドボールで亡くなる選手もいたそうです)を連発、ベースランニングの際は敵チームのスパイクで足を傷つけられ、審判は不当判定ばかり。ついにはジャッキーが盗塁に成功した際に銃を構えた保安官が乱入し「黒人は気に入らないから逮捕する」といわれる始末。しかしジャッキーは一切抗議しないのはおろか、感情的な言動を取りません。これには理由がありました。

入団に伴って会長がジャッキーに求めたのは黒人差別がまかり通っている当時の状況の中、「どんな仕打ちを受けても絶対にキレない、堪えること」でした。それまでのジャッキーは黒人差別に対してハッキリと、激しく抗議をする人だったので、会長のこの要請に反抗します。

「何故だ!大人しくしていたら、いつまでも差別がなくならないじゃないか。やられたらやり返すガッツを持たなきゃ」

これに対して会長は

「(黒人差別が禁じられていない)この状況のもと、近代メジャーリーグ最初の黒人選手である君への風当たりはかなり強いだろう。

しかし、差別に対してブチ切れて暴れまくる事で君がメジャーリーグを追われる、という結末を迎えると、君に続く黒人野球選手達の活躍の場が永遠に失われてしまう。

君はこれまで誰も挑むことのできなかった戦いに挑み、そして勝利しなくてはならない(黒人選手としての地位を確立する、ということでしょう)。そのために君が持つべきガッツは、差別に対してやり返さないガッツだ」

この会長の言葉を受け入れたジャッキーは差別的な仕打ちにも声を荒げる事無く耐え、淡々と試合で結果を残していき、まずはチームメイトの信頼を獲得します。いずれ、敵チームや観客の差別的な言動に対してジャッキーではなく味方チームの白人選手が抗議しはじめ、徐々にその輪が広がっていく…

というお話だそうです。町山さん曰く、実は作品中では一度だけジャッキーがブチ切れて、ベンチ裏で暴れまくるシーンが出てきますが、そこだけは事実とは違い、実際のジャッキーは一度も暴れたことはないそうです。そのシーンは映画監督の判断でフィクションとして入れたのですが、その理由は「こういうシーンを入れないとひどい差別の連続に見ている方が参ってしまうから」とのことです。

映画で扱っているのはアメリカ社会における黒人差別問題ですが、残念ながら今でもあらゆるところで、あらゆる形で差別問題は大なり小なり存在します。もちろん私自身も差別する方、される方、いつなってもおかしくないし、すでになっているかも知れません。

差別される側の人が、それを改善・解消するための戦い方の一つの形を教えてくれる映画なのかな、と解説を聞いて思いました。

関心をお持ちの方は私の拙いあらすじ紹介よりも、番組を聴かれるとよいと思います。
以下のリンクから聴けます。一週間で音声ファイルは削除されてしまうそうなので、お早めに(放送は23日でした)。
http://podcast.tbsradio.jp/tama954/files/20130423_machi.mp3
[ 2013/04/25 08:52 ] その他 | TB(0) | CM(0)

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