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継承 

約30年間に渡って奨学事業を行っている、某財団法人の理事長宅を訪問。
数年前からこの財団の選考委員としてお手伝いさせていただいている。この間、初代の理事長は亡くなられ、現在は奥様が創設者である初代理事長の遺志をついで事業を継続されている。今日は先日行われた選考委員会の結果報告を兼ねた表敬訪問。

私からすれば祖母といってもよいくらい年齢が離れているが、非常に丁寧に話(報告)を聞いていただき、お昼までご馳走になってしまった。昼食を取りながら初代理事長とこの財団を立ち上げるにいたった経緯等、貴重な昔話を聞かせていただいた。初代理事長は戦時中、医師として小さな診療所を開きながら往診に追われていたが、空襲により往診かばんと自転車を除いて全てを失ってしまったと言う。それでも赤ん坊だった長男を背負いながら往診を続け、奥様はお腹に8ヶ月の長女を宿しながら手伝ったと言う。

その後、色々な人との出会いを通じて約50年前に現在の病院を建て、30年前からは自然科学を志す若者を少しでも支援したいという思いから私財を提供し、この財団を始めたのだという。

選考委員をつとめながら、財団の遠隔についてはもちろん資料を通じて知ってはいたのだが、こうして直接当事者からお話を聞くと、あらためて理事長夫妻の志の大きさを感じるし、彼らが乗り越えてきた試練の数々について聞くと、とても自分では太刀打ちできない、強いバイタリティに圧倒された。

終始穏やかに、微笑を絶やさずに接してくださった理事長のお宅を辞しながら、とても豊かなひと時を過ごした気持ちになっている自分に気がついた。
[ 2008/04/28 01:07 ] その他 | TB(0) | CM(0)

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