スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

1976年のアントニオ猪木 

1976年のアントニオ猪木
柳澤 健
文藝春秋 (2007/03)
売り上げランキング: 37445

実は中学生の頃までプロレスの大ファンだった。もちろんアントニオ猪木率いる新日本プロレス。もっとも当時は猪木よりもタイガーマスクの試合の方が面白かったのだが、猪木には何故か惹かれるものがあった。
プロレスは基本的には真剣勝負ではなく、観客を沸かせることを目的としたある種のショーであるのだが、猪木は1976年に取引一切なしの真剣勝負を3試合行っていた。最初の試合であるボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリとの一線は私もテレビでみてがっかりした記憶がある。でもそれは互いに負けられない、真剣勝負であるからこその結果であった。この本ではその裏舞台が詳細に書かれている。本書によると

・アリはプロレス(のパフォーマンス)が大好き。
・猪木からの挑戦状を受け取ったときは「プロレス」をやるつもりで日本に来た。
・しかしいざ試合の契約を済ませてみると、猪木は「プロレス」ではなく、真剣勝負をやるという。
・猪木にだまされたアリは契約を破棄することもできたが、リング上で正々堂々と猪木を倒すことをのぞんだ。

などなど、私にとって初耳の話ばかり。アリとの試合後、韓国とパキスタンでもその国のヒーローとあがめられていたレスラーと猪木は真剣勝負を行い、対戦したレスラーを破滅(肉体的にではなく、その国の英雄の地位から転げ落ちること)させてしまう。

プロレスラーとしては間違いなく天才であった猪木が、いかに人を裏切り、トラブルに巻き込み、迷惑をかけてきたか、なんていう話もバンバンでてくる。あらためて「人はみかけによらない」ということを痛感。「1,2,3、ダァー」といって遠巻きに盛り上がっているくらいがちょうど良いのであろう。
[ 2008/03/27 23:53 ] | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://chogc.blog9.fc2.com/tb.php/446-6688a872


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。