ジョン パーキンス 古草 秀子
東洋経済新報社 (2007/12/14)
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エコノミック・ヒットマンとは初めて聞いたが、第3世界(発展途上国)への、米国による経済援助の施策について「もっともらしく」分析し、世界銀行等の国際金融機関から当事国への融資を取り付け、肝心の水道、電気等のインフラ環境整備のための工事はすべて米国企業へは注するための道筋をつける「エコノミスト」のことらしい。
著者は70年代よりエクアドル、パナマ、イラン等「危険な」地域に足を踏み入れ、何故か現地の人に信頼されて自分の行っている欺瞞にあらためて気づき、それを告白・懺悔し、これ以上米国が発展途上国の人々を不幸に陥れないためにペンと取ったという。
すでにこの手の話は911テロ以降(ブッシュ家がビン・ラディン家と懇意にしていた等)、よく耳にしてきたが、当該企業にぞくしていた民間人による告発である、という点が興味深い。