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ヤン テフン
平凡社 (2007/11)
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著者は韓国から留学に来て、そのまま日本で仕事を始めて20年近くになる人。在日韓国人というのは、以前は戦前に韓国から日本に渡ってきた人たち、及びその子孫をさすことが多かった。一方、最近(というか1990年代以降が大体の目安か)韓国から渡ってきた人(永住する意思のあるなしに関わらず)を「ニューカマー」と呼んでいるらしいが、著者はそれを気に入らない、という。誰がニューカマーと呼んでいるか、私は知らなかったが、確かに言われてみれば渡日時期によって呼び方が変わるのはおかしいかもしれない。
まぁ、それも含めて、内容は著者の目から見た日本と韓国、及び「在日」の文化の違いが描かれており、なかなか面白い。ただ、文章の端々に少々挑発的な言い回しがあり、それが気になる。著者自身の表現なのか、面白くするために編集段階で「編集」されてしまったのか。