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忘れるべからず 

とあるところで聞いた(見た)詩が忘れられない、というか忘れたくないのでここに書いておきます。「感受性」を他の言葉に置き換えてもいいですね。



自分の感受性くらい 茨木 のり子

ぱさぱさにかわいていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかもへたくそだったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
[ 2007/01/31 07:02 ] 家族 | TB(0) | CM(0)

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