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上品で美しい国家 

上品で美しい国家―日本人の伝統と美意識
日下 公人 伊藤 洋一
ビジネス社


今の総理大臣が書いた本とタイトルが似ているが、こちらはとても面白かった(実はあちらは読んでいないので、公平な比較はできないが)。

世界における日本(人)の文化的特徴について、よく分析されている。面白かったのは「金持ちが権力を欲すると落とされる」というくだり。昔、士農商工という明確な階層があったが、どの層も何かしら欠けているものがあった(士は位は高いが金が無い、など)。だからお互いに嫉妬することがなく、一定の安定が保たれていたのだという。

手に職を持つ人を尊敬する気風も日本独特らしい。すし屋さんや天麩羅屋さんでは、カウンターに座って板前さんに目の前で料理を作って出してもらうのが粋とされる。しかし西洋では料理人の立場は使用人的に思われているので、レストランでシェフが料理をするところを見ることはできない、などなど。

まぁ、一部で日本賛美が過ぎるかな、という部分はあるものの、総じて同感できる内容が多かった。

そうそう、本文中で「消費をメインにした経済学が無い」という話題がでるが、こんなことも書かれていた:

小説家や新聞記者、評論家、学者、こういう人はインテリになろうとしますが、インテリを貫く精神は筆を曲げないことです。もしも収入があれば勉強用に全部本を買う、時間があれば研究旅行に歩き回るのが志です。そのうえ万一、無収入のとき人に迷惑をかけてはいけないから、女房子供は持たない。最後は、小さなアパートの一部屋で死ぬ。これが立派なインテリの死に方です。

…すいません、私はインテリ失格です。
[ 2006/10/12 17:06 ] | TB(0) | CM(0)

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