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[OSX 10.8] HEPシミュレーションツールのインストール 

[0]インストールするモノ
(1) MG5
  (1-1) pythia-pgs
  (1-2) MadAnalysis
  (1-3) ExRootAnalysis
(2) pythia8
(3) HepMC
(4) LHAPDF
(5) Fastjet

[1] 前提
以下では、
ユーザー名:abc
ダウンロード先:/Users/abc/Downloads/
とする。

また、すべてのツールのインストール先を
/Users/abc/local/
とする。もちろん、これ("local")は自由に変えて大丈夫。

[2] コンパイラのバージョン確認
gcc (GCC) 4.8.0 20130113 (experimental)
http://hpc.sourceforge.net/
からダウンロード、インストールしたもの。
上にあるように、"experimental"とあるのでバージョン4.7の方が
安定かも知れないが、今回の作業では4.8でも大丈夫だった。
バージョンは
%/usr/local/bin/gcc --version
で確認できる。

このコンパイラが、Xquartsからインストールしたコンパイラと競合
しないように設定する。
まずデフォルトでどのコンパイラが優先されているかを確認。
%which gcc
として、
/usr/local/bin/gcc
/usr/bin/gcc

のどちらが画面に表示されるか確認する。前者なら何もしなくてよい。
もし後者が表示されていたら、
%gcc --version
とすると
i686-apple-darwin11-llvm-gcc-4.2 (GCC) 4.2.1 (Based on Apple Inc. build 5658) (LLVM build 2336.11.00)
Copyright (C) 2007 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.


こういう表示がでるはず。優先順位を入れ替えて、/usr/local/bin/gccを読むようにする。
具体的には.bashrcを開き、
export PATH=/usr/local/bin:${PATH}
とする。
export PATH=${PATH}:/usr/local/bin
となってるとダメ。

[3] cmakeのインストール
HepMCのインストールに使うので、事前にインストールしておく。
http://www.cmake.org/
のダウンロードページにMac用のバイナリが置いてあるので、
cmake-2.8.11-Darwin-universal.dmg
をダウンロードしてインストール。インストール中、
install command line toolsという窓が開いて、
Install Folder: /usr/bin/
となっているので、
Install Command Line Links
をクリック。
% which cmake
でインストールされていることを確認。

[4] 本番
(1) MG5
https://launchpad.net/madgraph5
から最新版をダウンロード
Downloadsフォルダで
%tar zxvf MadGraph5_v1.5.10.tar.gz
MadGraph5_v1_5_10フォルダができるので、
%mv MadGraph5_v1_5_10 ~/local
%./bin/mg5
mg5>install pythia-pgs
mg5>install MadAnalysis
mg5>install ExRootAnalysis
mg5>install Delphes

警告はたくさん出るが、一応最後までインストールできる。

(2) HepMC
http://lcgapp.cern.ch/project/simu/HepMC/download/
より、2.06.08のMac用バイナリ
HepMC-2.06.08-x86_64-mac106-gcc42-opt.tar.gz
をダウンロード。

%tar zxvf HepMC-2.06.08-x86_64-mac106-gcc42-opt.tar.gz
をすると、
x86_64-mac106-gcc42-opt
というフォルダができる。
%mkdir ~/local/hepmc
をして、
%mv x86_64-mac106-gcc42-opt ~/local/hepmc/
を実行。

(3) pythia8
http://home.thep.lu.se/~torbjorn/Pythia.html
から、
pythia8176.tgz
をダウンロード。

%tar zxvf pythia8176.tgz
%mv pythia8176 ~/local/
%cd ~/local/pythia8176/
%./configure --with-hepmc=/Users/abc/local/hepmc/x86_64-mac106-gcc42-opt/ --with-hepmcversion=2.06.08
%make

でインストール完了。

以下でテスト。
%cd examples
%source config.sh
%make main41
%./main41.exe

画面上に色々数値が出る。HepMC用のアウトプットができているかを確認。
%ls *hep*
として
hepmcout41.dat
と表示されればOK。

(4) LHAPDF
http://www.hepforge.org/downloads/lhapdf
から5.8.9をダウンロード。
(6.0.0b1があるが、これはベータ版なので、5.8.9を入れる)

%tar zxvf lhapdf-5.8.9.tar.gz
%cd lhapdf-5.8.9
% ./configure --prefix=/Users/abc/local --enable-pdfsets=mrst,cteq,nnpdf,mstw,hera
%make
%make install


(5) FastJet
http://fastjet.fr/
より
fastjet-3.0.3.tar.gz
をダウンロード。
http://fastjet.fr/quickstart.html
にインストールのインストラクションがある。(以下はこれに従う)
%tar zxvf fastjet-3.0.3.tar.gz
%cd fastjet-3.0.3
%./configure --prefix=/Users/abc/local/fastjet-3.0.3
%make
%make check
%make install

上のページにある、"Now past..."という文章の下の塗りつぶされた領域にあるのがサンプルプログラムなので、これをコピーして
short-example.cc
という名前で
/Users/abc/local/
に保存する。

%g++ short-example.cc -o short-example `fastjet-3.0.3/bin/fastjet-config --cxxflags --libs --plugins`
%./short-example

を実行し、上のページにあるサンプルの答と同じ結果が画面に表示されることを確認。

終わり。

【追記(130605)】
(1)ExRootAnalysisをインストールするまえに、ROOTをインストールして環境変数の設定をしておく必要があります。(過去記事参照)

(2)snowleopardにもインストールしました。私の環境にはgfortranがなかったので、
http://gcc.gnu.org/wiki/GFortranBinaries
からバイナリをインストールしました。ちなみにgccのバージョンは
% gcc --version
i686-apple-darwin10-gcc-4.2.1 (GCC) 4.2.1 (Apple Inc. build 5666) (dot 3)

です。その他はこのページで説明した通りです。
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[ 2013/06/05 16:04 ] Mac OSX | TB(0) | CM(0)
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