約30年間に渡って奨学事業を行っている、某財団法人の理事長宅を訪問。 数年前からこの財団の選考委員としてお手伝いさせていただいている。この間、初代の理事長は亡くなられ、現在は奥様が創設者である初代理事長の遺志をついで事業を継続されている。今日は先日行われた選考委員会の結果報告を兼ねた表敬訪問。 私からすれば祖母といってもよいくらい年齢が離れているが、非常に丁寧に話(報告)を聞いていただき、お昼までご馳走になってしまった。昼食を取りながら初代理事長とこの財団を立ち上げるにいたった経緯等、貴重な昔話を聞かせていただいた。初代理事長は戦時中、医師として小さな診療所を開きながら往診に追われていたが、空襲により往診かばんと自転車を除いて全てを失ってしまったと言う。それでも赤ん坊だった長男を背負いながら往診を続け、奥様はお腹に8ヶ月の長女を宿しながら手伝ったと言う。 その後、色々な人との出会いを通じて約50年前に現在の病院を建て、30年前からは自然科学を志す若者を少しでも支援したいという思いから私財を提供し、この財団を始めたのだという。 選考委員をつとめながら、財団の遠隔についてはもちろん資料を通じて知ってはいたのだが、こうして直接当事者からお話を聞くと、あらためて理事長夫妻の志の大きさを感じるし、彼らが乗り越えてきた試練の数々について聞くと、とても自分では太刀打ちできない、強いバイタリティに圧倒された。 終始穏やかに、微笑を絶やさずに接してくださった理事長のお宅を辞しながら、とても豊かなひと時を過ごした気持ちになっている自分に気がついた。
数ヶ月間取り組んでいる仕事の件で、N村さんと打ち合わせ。 計算プログラムのチェックが主な目的。 やはりメールではなく、直接話しながら疑問点を一つ一つつぶしていくと効率がよい。打ち合わせ終了時には当面の疑問点がすべて解決していた。 余勢をかって、CompHEPの簡単な使い方も教えてもらった。マニュアルを読み込んで、じっくり使い込んでみたいものだ。
Mac(Leopard)には何故かCompHEPのインストールができない。 Tiger時代にはPeskin先生の助けもあり、無事にいれることができたのだが、どうもgfortranをつかっている事と関係して、特にCERNLIBと何か衝突している模様。 緊急避難としてVMwareにいれたLinuxへなら簡単にインストールできるだろうと高をくくっていたら見事に失敗。一晩悩んだあげく、xorg-develをインストールする必要があることに気づく。 これで問題なし。院生の宿題に、CompHEPを使った散乱過程の計算、なんてのを出してやろう。 Macの方はどうしてくれようか・・・ 追記結局、Mac OSX (Leopard) へのCompHEPのインストールに成功。 以下は手順。 1. CERNLIBのインストール http://enrico-fermi-jr.physics.iastate.edu/~swlee/MacOsX/cernlib.htmlで公開されているバイナリ ・cernlib-2005-intelmac-bin.tar.gz ・cernlib-2005-intelmac-lib.tar.gz ・cernlib-2005-intelmac-include.tar.gz をダウンロードして展開。結構深いところまでディレクトリができるので、"2005/"以下を"/cern/"へ移動。よくわからんが、このバイナリを使うとこれまでコンパイル時に出ていた(恐らくg77 -> gfortran移行のせいであろう)警告メッセージが出なくなる。 2. CompHEPのインストール 本家サイト http://comphep.sinp.msu.ruから comphep-4.4.3をダウンロードして展開。 後はペスキン先生によるインストラクション http://comphep.sinp.msu.ru/mac/installに従って各ファイルを編集し、Make一発。できました。
■Title: The "Top Priority" at the LHC Authors: Tao Han Comments: 25 pages. 9 figures, 5 tables. Contributed chapter to the book of "Perspectives on the LHC", edited by G. Kane and A. Pierce http://arxiv.org/abs/0804.3178
■Title: Introduction to String Theory and Gauge/Gravity duality for students in QCD and QGP phenomenology Authors: Robi Peschanski (Saclay) Comments: 37 pages, 10 figures, Presented at the School on QCD, Low-x Physics and Diffraction,Copanello, Calabria, Italy, July 2007.To be published by Acat Physica Polonica http://arxiv.org/abs/0804.3210License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
今学期の授業は金曜日に集中している。これは一見楽そうに見えるが、授業の準備は大変。初日の様子をメモしておく。 ■物理学入門(午前その1)コア科目(基礎講義)という、専門外の学生対象の、一般教養的な授業。 初日ということで、履修登録前の様子見もいるであろうが、割り当てられた教室は満席。 教室にはスクリーンとプロジェクタが取り付けられていたが、スクリーンに黒板用照明の傘がかぶってしまい、ちょうどスライドのタイトルの部分が影になって見えなくなる。取り付けを行う際の設計ミスですね。 この講義はパワーポイントで行うのだが、学生さんがノートをとるのに忙しく、説明を聞いてもらえないのでファイルをアップすることにした。本学で現代GPに採択されたプロジェクト キャリアレポート放送局で授業用の配布物やレポート提出用のサーバーを立ち上げているそうなので、今後これを利用することに。 ■古典力学(1年生対象、専門科目・必修)昼食後の授業と言うこともあり、学生たちは睡魔との闘い・・・になると思ったが、やはり第一回目と言うこともあり、意外に集中していた。(再履修の学生何人かはしっかり眠っていたが。) 授業の概略を説明後、力学で使う物理数学の話を少し。ベクトル積を完全反対称テンソル(3次元でもレビ・チビタと言ってよいのか?)の、使った表記法にやけに食いついてくる。授業終了後も説明が途切れないのでよくよく聞いてみたら「 高校でベクトル積を教わっていない」とのこと。はぁ。 ■力学演習(1年生対象、専門科目・選択)第一回目と言うことで、TA(ティーチング・アシスタント)のY江さんを紹介し、問題を配布して終了。
 お昼少し前。M1の院生がお昼(@学食)に誘ってくれた。お昼前だから授業に出ている学生はまだ来ないだろうし、お昼休みに教授会もあるので、早めに食べることにした。 ところが、今週はガイダンスが多いのか、12時前だと言うのにすでに学食には長蛇の列。あきらめて戻ろうとしたらHタさんから中国粥の店に行こう、との提案。ボリュームのあるものを食べたい気もしたが、ちょっと興味もあったので行くことに。 T邦音大を通り過ぎたところがお店の場所。海老と高菜のお粥を頼む。実は結構なボリューム。ということで、大満足のランチでした。結局教授会は休んでしまったが。 店を出て大学へ向かう途中、向こうから見慣れた顔が。な、なんと副学長プラス同じ学科の教員が二人。や、やばい。しかし隠れることもできず、普通に挨拶してすれ違った。。。
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この週末は季節はずれの風邪を引いて苦労していたのだが(未だに回復していない)、タイミングよく、というかなんと言うか、本書を読んで戦慄した。鳥インフルエンザの変種である、新種のインフルエンザが世界中で猛威を振るったら・・・というシミュレーション小説なのだが、著者が国立感染症研究所の研究員であるだけに、記述が具体的で、この手の問題に対する日本の準備不足(もし小説の記述が事実なら)に背筋が凍る思いがした。何はともあれ、今引いている風邪を他人に移さないよう、マスクをして大学に向かったのは言うまでもない。
アラン グリーンスパン 日本経済新聞出版社 売り上げランキング: 4769
前アメリカFRB議長、グリーンスパン氏の著書。18年にわたり、アメリカ連邦準備制度理事会(日本で言う日銀に相当?)の議長を務めた大物。てっきり有名大学でMBAでも取った経済学者かと思いきや、ジュリアード音楽院に学び、楽団でサックスを吹いていたと言う。それはともかく、彼がどのように経済を学び、エコノミストとして名を上げ、FRB議長としてアメリカを襲った数々の経済危機を乗り越えたのかが克明に記されている。その手腕から、現役時代は「マエストロ」とも呼ばれた氏だが、今ではサブプライムローン問題を未然に防げなかったとして批判の声も上がっている。個人的には上巻だけで満足。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2007-10-17) 売り上げランキング: 1412
ずいぶん前の公開だが、やっとDVDで見ることができた。 特撮技術に感心。ストーリーも悪くないと思う。途中も退屈することなく、すごく楽しく見続けることができた。脱獄囚である悪役の一人が、素粒子実験施設に紛れ込み、実験装置が稼働してしまったがために、サンドマン(砂粒上に自分の体を自在に変化させることができる)になってしまうあたりは笑えた。
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